この合祀永代供養墓は、もとは清岸寺の檀家である武田家の墓所として、大正8年6月に建立された供養塔。

設計者は、築地本願寺の設計で有名な建築家である伊藤忠太氏の他、建築家の遠藤於菟氏、武田家の先祖である武田恭作氏の3人の名前が塔の裏に記載されている。

正面の梵字は、増上寺七十七世大僧正の堀尾貫務台下による筆。
形状は、インドや東南アジアにあるストゥーパ(仏塔)を模したもの。

平成27年、武田家のご厚意により、武田家の墓所を別の区画に建立して改葬し、この供養塔を武田家一族の墓所ではなく、清岸寺の永代供養の合祀墓として使用させていただくこととなりました。
それに伴い旧合祀墓から埋葬されている方を改葬させていただきました。

合祀墓
旧合祀墓